待機児童問題の要として保育士の処遇改善が、国や自治体で急がれています。それ程求められている保育のプロフェッショナルですが、誰でもなれるわけではありません。国家資格であり資格を取得する必要があります。養成機関を卒業する事が一般的ですが、他の学校を卒業したり社会人の方が養成機関に入り直す事は経済的にも難しい場合もあります。
そこで働きながら保育士を目指す方法として夜間の専門学校が注目されています。夜間部を設けている専門学校は増えてきており、学費も昼間部より安い傾向にあります。専門学校は大学や短大より学費がそもそも安く、夜間部ではさらに費用を抑える事が可能と言えます。また授業開始は18時からが一般的なので、昼間に働く事ができます。
その事から費用を懸念されている方にとって保育士を目指すルートとして検討の価値があると言えます。夜間部を活用する際に多くの方が懸念されているのは、昼間の仕事に差し支えないかと言う事です。夜間なので夜の遅くまで学ぶイメージがありますが、授業は18時から21時頃の短時間です。その事から翌日に差し支えるという負担は少ないです。
カリキュラムは国の定める通りこなさないといけないので、短時間授業である事から3年制が基本となります。現在では土曜日も開校して2年間といった取得期間短縮できる学校も増えてきています。その分少ない年数で学校に多く通う必要があるので大変さはは増しますが、目指す保育士へ到達する事が早まります。この様に働きながら学費の心配を軽減できる専門学校の夜間部は、学校に入り直す事を検討している社会人等にとって強い味方と言えます。
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