ギタリストやボーカリスト、レコーディングエンジニアやマニピュレーター、作曲家を目指す際に選ぶ進路にはいくつか選択肢があります。音楽大学や芸術大学・短期大学といった中に並んで、音楽専門学校があります。一見、音楽専門学校よりも音楽大学・芸術大学の方が格式が高いイメージがあり、そちらを選ぶ方が多いですが、音楽専門学校でしか得られないさまざまな知識・技術がたくさんあります。ここでは音楽専門学校のメリットをご紹介していきます。
まず、実践に基づいた知識・技術が身に付くという点です。大学でも同じことが言えると思いきや、クラシックなどの分野は大学が強いですが、ポピュラーミュージックに関しては未だに専門学校の方が強いです。近年、大学でもポピュラー科を開く学校が増えましたが、長年ポピュラーミュージックに関して取り扱っている音楽専門学校の方が、やはり有利であり、学べるノウハウも多いです。次に、講師が現役ミュージシャンが多いという点です。
大抵、スタジオワークやセッション、制作などを行っている、現場で活躍するミュージシャンが講師を勤めており、現場で必要とされる技術や知識、コツなどを披露してもらえる場というのは貴重です。また、講師と親しくなれば人脈ができるというメリットもあります。そして、卒業後の進路が多いという点です。専門学校が直接音楽事務所・芸能事務所と繋がっているケースが多かったり、現場へと卒業生を斡旋している学校も多いです。
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